こんにちは愛甲石田教室の横山です
愛甲石田教室の近くに東名中学校があるのですが、先日歩いていたら白鷺が田んぼへ舞い降りてきました。
生活しているとよく見る光景といえばそうなのかもしれませんが、その時はふっと思いました。
「学校出てすぐに目の前に田んぼと空が広がっている風景は、自分の経験にはないなぁ」と
私自身の場合、小学校は山間にあるようなところ(一応東京都)でしたが、中学・高校は世田谷区。校門出ると住宅街と幹線道路。
校門出ると田園風景というのは実際に目にするまでは想像しにくかった。この風景は私にとっては「ちょっと違う物」なのだろうと思います。
逆に、この風景に慣れている子たちは、これが普通。違和感など感じないでしょう。
そう考えてみると、非日常は今の生活が基準なのではなく、基準となる過去の体験と違う物なんだろうと思います。
私は、塾というのは、ある意味で「日常の中にある非日常」だと思っています。本来的には勉強をする場は学校です。私たち日本人にとって学校は日常以外の何物でもない。それに対して塾は、当たり前ではない。それぞれが選択して決めるものだからです。
塾は非日常だからこそ、心の中に新しい発見・再発見がなければならないのだと思います。
飛んできた白鷺を見るのはよくあることですが、学校の目の前という状況が私に新しい感覚を呼び起こしてくれた日でした。
フロンティア学院 横山