こんにちは。フロンティア学院伊勢原教室の清水です。
伊勢原市の中学校では、先週末から3年生の期末テストが始まりました。
高校受験に非常に大切な2学期の内申点を決めるテストなので、3年生の皆さんがんばってください。
また、3年生の期末テストが終わったら、1、2年生の期末テストがすぐに来ます。1、2年生の皆さんは、今のうちから準備を進めていきましょう。
さて、今回は技能4教科についてです。
5教科に比べて、普段、勉強をしないけど、5教科と同様の内申点がつく、とても重要な教科です。
しかし、少しばかりやっかいです。
それは、成績の判断基準に実技点が入ってしまうからです。
体育でいえば、苦手な競技の実技テストでは好成績はとれないですし、音楽の歌のテストでは、歌の上手い下手以前に、みんなの前で歌を歌えるかどうかの度胸も必要とされます。
もっと言うと、美術は、どんなに時間をかけてもデザインや色彩感覚がなければ、高評価の作品を仕上げられません。
これだと、努力してもムダだという思いが生まれてきても仕方がなさそうに思えます。
ですが、技能4教科でも努力の方向性を定めて、成績を上げることができます。
それは、
・提出物の期限は守る
・鑑賞文、感想文では手を抜かない
・ペーパーテストの勉強をしっかりしておく
この3点をしっかり意識することです。これは実技の才能ではなく、努力でなんとかなる部分だからです。
歌が音痴な人でも、運動が苦手な人でも、提出物の期日は守れるし、鑑賞の文章は最後の行まで書けます。
そして、ペーパーテストですが、やはり期末テストの点数は内申をつける比重としては大きいです。「技能4教科の勉強が追い付かない」という声を期末テスト直前によく聞きます。ですが、時間がないとあらかじめ分かっているので、テスト直前に技能4教科の暗記をする時間が取れるように、普段から5教科の勉強をしっかり固めていくのです。
神奈川県公立高校入試では、内申点が非常に重要になります。
5教科で取れなかった内申点も、技能4教科が十分にカバーしてくれます。
ぜひとも高校受験の進路の幅を増やせるよう、技能4教科の内申を見直してみてください。
それでは、最後までお読みいただき、ありがとうございました。