こんにちはフロンティア学院 本厚木教室の横山です。

今日は、問題の確認いわゆる「見直し」についてお話させてください。

テストが終わったときに生徒たちに様子を聞いてみると、「見落としした~」「読み間違えた」なんてことをよく聞きます。
また、保護者の皆さんとお話していても、この子は「ミスが多い」「よく読まないで間違える」なんてことも多いです。

実は「読み間違え」の類のミスの原因は大きく分けると2つです。

学習量が不足している場合 と 見直しのための技術が足りない場合 です。

 

<学習量が不足している場合>

テストの問題のほとんどは、対策の勉強をしているときに何度か同じような問題に出会っているはずです。その時に「読み間違え」の経験をして、次は気を付けようしていけば、自然と注意できるようになります。ただやるだけでなく、練習段階で間違えておくことが大事です。そういった間違えやすい問題に出会うためにも学習量が多くなければなりませんし、一つ一つの問題をやったら見直しをしっかりするようにしなければなりません

 

<見直しのための技術が足りない場合>

見直しのための技術 なんて堅苦しい言い方をしていますが、要するにもう一度しっかり問題文を読もう!ということなんです。但し、もう一度問題文を読む場所とタイミングが大事なんです。日本語は大事なことを最後に言います。何を質問しているのかは文の最後を見ればわかるのです。私が生徒を指導するとき、答えを書いた後にもう一度問題文の最後を読んで、聞かれていることと答えがちゃんと会話になっているかを確認するように言います。但し、これも習慣づけないといざテストのときに急にできるわけではありません。日々の練習が必要になります。

 

どちらにしろ、学習の量が不十分だと、あらかじめ間違えやすい問題に出会うことも少なく、意識的に最後の質問と答えを確認する習慣も身につけることができません。だからこそ学習量を持つことは大事ですし、もっと言えば、ただ問題を解いて終わるではなく、解説をしっかり確認して、次につなげるように、学習の質を上げていかなければならないのだと思います。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

フロンティア学院 本厚木教室 横山直大