皆さまこんにちは。本厚木教室の横山です。
先日生徒の授業中の発言でとてもうれしいことがありました。
「先生それ以上言わないで!わかったかも」という言葉です。
実は私にとってはこれは非常に売れしい瞬間だったのです。
当然のことですが、子供たちが勉強に取り組んでいれば、分からない問題に出会います。
わからないと思った時の子供たちの行動はそれぞれ違います。
質問する。一旦飛ばす。テキトーに答えらしきものを書く。などなどです。
実は、この発言は、答えを埋めるために先生に答えを聞くだけという質問の仕方が多い生徒からでした。
これまでこの生徒とはこんなやりとりをすることが多かったのです。
「先生 わかんない。答え教えて」
「じゃあ こう考えてみようか」
※考えずに「わかんないからいいよ」
「一緒にやってみよう」
「う~ん 結局答えは何?」
「大事なのは、なんでその答えになるかだよ」
「それは分かるけど、問題わかんないんだもん」
こんな風に結局、何も実の無いやりとりになってしまっていることもありました。
それがどうでしょう。冒頭の言葉は、自発的にわかろうとする姿勢の表れです。
まず何よりも理解しようという姿勢で、話を聞いてくれて、且つ、自分が出来そうなポイントでちゃんと自分から取り組みだしてくれた。
これこそがまさに成長なのだと思います。
いつも言っていたことは聞き流していたように見えて、ちゃんと受け止めてくれていたのだということも感じて、非常にうれしい気持ちにさせてくれました。これこそ指導をすることの醍醐味なのだと思います。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。
フロンティア学院 本厚木教室 横山