皆さんこんにちは。 本厚木教室の横山です。

学年末テストも終わり、結果も出来た時期です。

3月から春休みまでの間には大きなテストもなく、生徒たちも一息ついてしまいがちな時期です。

 

学年末が終わってから生徒たちの学年を新○○年生と呼ぶようにしています。

言い続けていると、生徒たちも自分たちが次の学年になることを意識できるようになります。

特に新3年生は、受験を意識させるいい機会にもなります。

 

実際に今週は余裕のある子には入試問題に取り組んでもらいました。そんな中でこんなことがありました。

これまでなら少し難しい問題に出会うと「できないよ」とあきらめがちなA君(新3年生)に

数学の時間、「今日はこの問題をやってみよう」と入試問題(2年生の学習範囲でできる問題)をやらせてみました。

私の中では、A君が「できないよ」と言ってからヒントを小出しにして、解法を導くというストーリーを想定していたのですが、

実際は、なかなか「できないよ」言いません。ひたすら書いてみて、消して、また書いてみてを繰り返していました。

結局、ヒントを出して解けるようにしたのですが、その後「今日はあきらめずによく考え抜いていたね」と声をかけたところ、

A君は「だって受験の時には聞けないでしょ」と言ってくれていました。

 

受験を意識した話を日々していたということもあり、しっかり受験生になっていってくれているなと感じる一言です。

4月になり新学年になると実は日々の生活に流されて、受験の意識は高まりにくいことが多い。実は受験生としての意識を作るのは、3年生になる前、中間テストや期末テストなどの目の前の目標がないこの時期の方が作りやすいのです。

皆様も是非4月から受験生だではなく、もうすでに新受験生だという意識になるように接してあげるよ良いと思います。

お読みいただきましてありがとうございました。