厚木林教室の城宝です。

 

生徒たちは学校が始まって2週間が経ちました。

新年度独特の空気は徐々に落ち着いて、

学校の授業では通常授業が始まっています。

生徒から学校授業の進捗状況を聞いて感じることは

学校や教科によって授業進度が全然が違うということです。

「2週間でもうこんなに進んだの!?」という授業もあれば、

「まだ自己紹介くらい」という授業もあります。

学習指導要領の変更も影響しているのでしょうか。

進度が速い場合は生徒の単元の習得度に影響がでるでしょうし、

遅い場合はカリキュラムをしっかりこなせるのだろうかという不安があります。

いずれにせよ、生徒から学校の授業の進捗状況をよく聞いて授業を進めていく事が重要だなと感じました。

 

さて、今日は生徒のセルフ・エスティームを高めるということについて書きたいと思います。

 

セルフ・エスティームとは

セルフ・エスティームとは自己肯定感という訳され方をします。

自分自身に価値があると感じる感覚のことを指します。

自身の長所や短所も含めて自分ことが好きだと感じ、

大切にできる気持ちのことです。

 

私たちフロンティア学院は

子どもたちのセルフ・エスティームを高めるということを意識して子どもたちと接しています。

セルフ・エスティームが高まるとどんなことがどんないいことがあるのでしょうか。

 

セルフ・エスティームが高い状態にあると

積極的に行動が出来て、色々なことにチャレンジできるようになります。

結果、テスト点でいい点を獲得したり、良い授業態度で授業を受けるようになります。

また自分自身の欠点を認めつつも受け入れるので、人に対してもやさしく接するようになります。

セルフ・エスティームが低いと人間関係を避けたり、チャレンジ精神が発揮できなくなったりします。

 

子どもたちのセルフ・エスティームを高めていく事は

単に勉強だけでなく学校生活や人が社会の中で幸せに生きていくために必要なことと言えると思います。

 

それではセルフ・エスティームを高めていくためにはどうしたらいいのでしょうか。

 

出来ている点に注目する

大人はついつい子どもの出来ていない点に目が行き注意をします。

しかしそれが頻繁に行われていると、セルフ・エスティームが低下し、

どんどん悪化してしまうのです。

 

それよりも当たり前にやっていること、出来ていることに

注目し承認してあげることが重要です。

セルフ・エスティームが高まると欠点にも向き合えるようになります。

 

教室では

「元気なあいさつだね!」

「宿題をしっかりやってきてえらい!」

「今日の授業は集中してがんばってたね!」

「授業後に机を整理してくれてありがとう!」

といったように、声掛けをしております。

当たり前のことかもしれませんが、

そこに注目して、承認する。

そういったコミュニケーションの繰り返しで

生徒のセルフ・エスティームを高め、

子ども自らが自分の欠点の克服に臨んでいくようになってほしい考えています。

 

皆様も是非お子様の出来ている点、当たり前にやっている点に注目し

そのことを承認してあげてみてください。