皆さんこんにちは。フロンティア学院本厚木教室の横山です。

先日高校生2年生の授業の際に志望校の選び方についての話をしました。

志望校というのは、目標で、目標というのはモチベーションの土台になるようなものだと思います。

だからこそ、高校生に限らず、志望校(目標)は設定するべきなのです。

 

高校生が進路について考えるとき、多くの生徒は漠然と「先のことなんてわからないよ」という意識でいるので、考えがまとまらないなんてことも多いものです。

そんな時は、いきなりゴールや結果を考えるのではなく、一つ一つ丁寧に選択をしていく必要があります。

 

△決められない時の手掛かりは選択肢を絞ること

まず初めの選択は、「大学に行きたいのか否か」 です。

これは改めて考えてみる必要があるかと思います。重要なのは行けるかどうかではなく、行きたいかどうかです。

そこで「行きたい」となった時に次の選択が始まります。この選択はいくつかパターンがるので、一度で決めようとしないことです。

例えば、

・なりたい職業で考える

・勉強したい学部学科で考える もしくは 得意教科で考える

・憧れの大学名で考える(先輩や親族の出身大学など)

などなど いくつか要素があるのですが、大事なことは行動を起こすきっかけにするということです。

 

△選択したら自分で調べて(行動して)みよう

もちろん仮決めで良いのですが、私の場合、決まったら、そのことについて「調べる」という行動をとるように指示出します。

繰り返しになりますが、志望校というはモチベーションの土台となるものです。そして更にモチベーションを高めるためには自発的・主体的な意識が必要になってきます。その自発性・主体性を持たせるために、自ら調べるようにすると良いと思います。

私も生徒から受験や学校についての質問があった時には、まずHPを見直して、場合によっては電話などで確認します。そうすると具体的にその子にとってどうなのか、どうする方が良さそうなのかというのが想像でき、より深く考えられるようになりますし、何よりもどうやってその子のためになるだろうか改めて考えられるきっかっけになります。

ただ情報を仕入れるという意味では、自分で時間を使って調べるよりは知っている人に聞く方が手早いかもしれません。ですが、自分で行動したことがそのまま「やろう!」という気持ちの素になるのだと思います。

 

△気持ちが出来たらさあ勉強をはじめよう

やろう!という気持ちになったら、一つで良いので毎日やることを決めましょう。自分なりの決め事でもいいです。あまり計画を作り込もうとすると大抵無理がくるようになります。大事なことは、そのルーティンがあることで、いつもこの時の気持ちが思い出せるようなものが良いです。モチベーションを維持できていれば、自然と学習量は増えていきますし、学習の質も良くなっていきます。

 

志望校を決めるということは、進路指導の用紙に学校名を書くことではなく、その学校について調べてみることです。その学校へ向けてアクションを起こすことです。行きたいから調べるではなくて、調べている内に行きたくなる(という気持ちが高まる)のだと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。

フロンティア学院 本厚木教室 横山直大