皆さんこんにちは。フロンティア学院本厚木教室の横山です。

本日はおすすめの勉強方法についてお話ししたいと思います。

 

 先日ある生徒から、ある単元がどうしてもできなくなるという相談を受けました。

 「4x=2」 

答えは x=2   ではなく、 x=1/2(2分の1)

数学が苦手な子はよくつまづいてしまうところです。

大抵の場合は、教えると理解して、できるようになるのですが、数日たつとまたわからなくなることが多い問題です。

今回のケースでも、教えて理解してくれたのですが、その後に、自分で数字を変えて問題を5問作るように指示しました。

始めはその子も、「えーできるかなぁ」と言いっていましたが、数分後にはしっかり数字を変えて問題を作ってくれていました。

確認したら、ちゃんと答えが分数になる問題になっていて、最後に「今までで一番よく分かった。家でもやってみる」と言って帰っていきました。

数日後、その生徒の数学の授業の際に、先週の問題覚えているか聞いたところ、直ぐに同じ問題を作り、「先生これでしょう?」と言って見せてくれました。

聞いたところ、その後家でもやってみてできたのだそうです。本人曰く、「ドリルや問題集をやろうとすると気が向かなかったけど、自分で問題作るのは気楽にやれた」のだそうです。

 

 実は、この「気楽にやれた」が非常に重要で、勉強というのは、多くの生徒にとって無意識に「めんどくさい物」で「気が向かない物」になっています。

 傍から見ていると「5分でやれるのだから、直ぐにやればいいのに」と思ってしまうことも、なかなか動き出せずにやきもきするなんて言うことはよく聞く話です。(勉強に限らずですが・・・)

 つまり、やる分量の問題ではなく、始める前の心理的な敷居の高さが邪魔をしていて取り組めないといったことが往々にしてあるのです。そのためには、「手軽さ・気軽さ」を取り入れた勉強法も必要です。

 問題を自作するのは、「自分で作る問題だから自分に合っていて難しすぎない」「自分で作る問題だからできなくても怒られない」といった心理的重圧が少なく、比較的取り組みやすい。

 取り組みやすいから、「ちょっとやっとこうかな」くらいの気持ちでも始められる。だから忘れかけている頃に復習ができる。

 必ずというわけではないのですが、”自作もんだを作る”というのは、勉強のやり方に詰まった時に、一回試してみるおすすめ法の一つです。

最後までお読みいただき誠にありがとうございました。

フロンティア学院 本厚木教室 横山