こんにちは厚木林教室の城宝です。
フロンティア学院は1月11日に冬期講習が終了しました。
今年も多くの生徒が自分の目標・課題に向けて授業に取り組んでくれました。
特に受験生は受験1か月前ということもあり、
毎日6時間は塾で勉強するという生徒がほとんどでした。
実りある冬期講習が出来たのではないかと思います。
さて中3生は公立高校の出願に向けて、
動き出しております。
出願書類の中で一番苦労するのが
面接シートです。
特に「自分のよいところはどのようなところだと考えていますか。」
という、質問に苦労する生徒は多いです。
毎年、
「何を書いたらいいですか?」
「自分のよいところなんて分からないです」
という相談が来ます。
保護者の方の中でも
お子様からそういった相談が受けることが多いのではないでしょうか。
私は
こちらで文章を考えることもできますが、
自分で考えて自分が考えた言葉で書いてほしい。
と思っています。
そして、
そう思ったときに使うのが、リフレーミングというものです。
リフレーミングとはコミュニケーションスキルの一つです。
リフレーミングとは、「ものを見る視点を変える」、「考える枠組みを変える」というスキルです。
例えば下のマイナスの言葉をプラスに言い換えてみましょう。
(例)臆病 → 慎重
1.落ち着きがない →
2.消極的 →
3.頑固 →
4.根暗 →
5.優柔不断 →
この5つの言い換えは、ほんの一例ですが、
1.「落ち着きがない」というマイナスの表現をプラスに言ってみると、
「活発」とか「活動的」ということになります。
こういうマイナスの枠組みをプラスの枠組みに転換することをリフレーミングと言います。
このスキルを自由に使いこなせれば、
子ども自身が欠点だと思っていることも
実は自分の長所だということに気付かせることができます。
そうやって土台をつくって、
そこから具体的な経験や、得た教訓などを
いっしょに考えていきます。
自分自身のよいところを自分で考えて面接シートに書ければ、
面接でも素直に答えることが出来るでしょう。
何より、自分のよいところに気づくことができれば、
自信にもつながります。
高校入試を通して、
様々ところで成長して欲しいですね。
面接シートで苦労しているお子様をお持ちの保護者の方も、
書いてあげたい気持ちをぐっとこらえて、
お子様自身が考えて書けるようにサポートしてあげてみてはいかがでしょうか。
最後までご覧いただきありがとうございました。