こんにちは。伊勢原教室の清水です。

先週の3月12日(土)に小学生対象の理科実験教室を行いました。今回の内容は『スマホの元祖!?ティンキャンテレフォンを体験しよう!!』です。

ティンキャンテレフォンとは、糸や針金などの振動を通して音声を伝達し、離れた相手とも音声のやり取りができる道具のことです。分かりやすく言うと、つまりは糸電話や針金電話のことです。

実はこの糸電話、針金電話は、19世紀後半頃、実際に販売されていたという記録も残っており、当時は実用的な道具であったわけです(スマホを手にした21世紀の私たちからすれば信じられない話です!)

さて、今回はその糸電話、針金電話を実際に試してみようという実験です。

糸電話では、音は振動によって、伝わっていきます。
ですので、糸がたるんでいる状態では、振動がしっかり伝わらず、相手に声は届きません。
糸をしっかりと張った状態で話すと、こちら側の声を糸の振動を通して、相手に伝えることができます。

……どちらも話してしまってますね、汗)

 

今度はしっかりと伝わったようです!

 

振動させて通すものを、絹糸やナイロン糸や針金に変更して、聞こえ方を記録します。

しっかりと聞こえ方の違いをまとめられるかな?

 

糸にどのような振動が加わっているかを、風船を使って調べてみました。

うーん……音が伝える振動ははっきりと感じられるものでもなさそうだ……!

 

また、自分でカスタマイズした糸電話も作ってくれて、小学生の好奇心の高さもうかがえました。

デジタルの時代だからこそ、アナログの遊びには好奇心をくすぐるものがありますね!

 

今回も皆さん、目一杯、楽しんで実験してくれました。

 

今後も子供たちの「なぜ?・どうして?」を育んでいけるような楽しい実験を行ってまいります!

 

また、ぜひ参加してくださいね♪

 

お読みいただき、ありがとうございました。