こんにちは。フロンティア学院の柿澤です。

少しずつですが、日中の気温も下がってきたんでしょうか。

季節の変わり目、体調管理には充分に気を付けていきたいものです。

 

さて、フロンティア学院の生徒さんたちは今日も勉強に励んでいます。

中3や高3はいよいよ入試が迫ってきているし、それ以外の学年も定期テストや単元テストはすぐやってきます。

「勉強が大好き!」と言い切る生徒はほとんどいませんが、

やった方がいい、やらないとまずい、そういう気持ちはみんなが持っているものです。

 

「どうして勉強しないといけないのか?」と、塾で働いていれば何度も聞かれます。

テストで良い点を取るため、志望校に合格するため、いい大学に入って好きな仕事をするため、

即物的に答えるとこんな感じになりますね。

でも、こういう解答だと生徒たちは納得してくれません。

頭ではわかっていても、実感として理解できない。

せっかく勉強するのなら前向きな気持ちで取り組んだ方が良いし、効果も大きい。

だから僕なりに「勉強は良いことだ」という理由を書いてみましょう。

 

「働く」という言葉の語源をご存知でしょうか。

「働く」(はたらく)は、「傍(はた)を楽(らく)にする」という意味。

「傍」は自分の周りの人たち、「楽」は安心させたり助けるということ。

つまり、自分の力を使って周りの人を楽にする、笑顔にするという意味が込められているんです。

テストで点を取るのも志望校に合格するのも、良い仕事に就くのも「働く」ため。

社会で生きるなら、どんな形であれ働いてお金を稼がなくてはいけませんが、

その仕事の内容が自分の好きなことだったら素晴らしいですよね。

自分の好きなこと、やりたいことを仕事にして働いて、周りの人も笑顔にできる。

「他人なんか知らない、自分が良ければそれでいい」なんて天邪鬼なことは言わなくていい。

自分の好きな人の笑顔を見て嬉しくない人なんていません。

働くって、その笑顔を作っていくことなんです。

いま勉強するのは、自分が好きな仕事に就くためでもあるし、

自分の好きな人たちを笑顔にするためでもあるんです。

周りの人の笑顔を生むための準備。それが勉強です。

 

それは間違いなく誰かのためになる。

だから間違いなく自分のためにもなる。

そんな素敵な「勉強」を、いまあなたたちは好きなだけしていいのだから羨ましいです。

ちょっと嫉妬する気持ちを押し隠しながら、僕らはいつも応援しています。

一緒にいっぱい勉強していきましょう!