こんにちは。伊勢原教室の清水です。

最近、あるテレビ番組を見ていて、人間は座学で知識を蓄えていくより、失敗から学ぶことの方がはるかに実践的に考える力が上がっていくのではないか、ということを考えました。
そして、失敗→原因追究→改善のプロセスを失敗する度に踏むと、人間はとんでもなく成長していけるんではないか、と。

なので、早速、中間テストで伸びなかった点数を取った生徒には、その失敗の原因を聞いてみます。
「ケアレスミスをした」
「勉強したところが出なかった」
「部活で勉強する時間がなかった」
「納得いくまでやらなかった」
など、いろんな意見が出てきました。

そこで、一つ一つ、改善策を考えていきます。
「計算問題でケアレスミスをした」
→ 計算の精度と速さを高めるために、毎日、計算練習をする
「勉強したところが出なかった」
→ 学校の授業で先生の話、特に定期テストに関する話は注意して聞き、重点的に出るところを把握する
「部活で勉強する時間がなかった」
→ 部活で勉強時間が削られるのが分かっているから、早めにテスト勉強に着手する
「納得いくまでできなかった」
→ テスト期間の自分の時間の使い方を見直し、今やろうとしている行動は、テスト後に後悔しない行動かを考えながら過ごしてみる

など、一つ一つの失敗から学べることはいろいろあります。
そして、失敗から学べることを失敗する度に考え、次の成長の機会へと繋げていくのです。

実際、自分でどこがいけなかったかと失敗原因を考え、改善していっている生徒は学力も成績も伸びていっています。

失敗こそ成長の宝庫。
自分で学び成長していけるように促していくことが、教育の一つの目的なのかもしれませんね。

それでは、お読みいただき、ありがとうございました。