こんにちは。フロンティア学院厚木林教室の城宝です。

 

2月11日は建国記念日ですが、

何をもって”建国記念日”としているかご存じでしょうか。

国によって様々ですが、

日本では神武天皇が即位した日を今の暦で推定して、

2月11日を建国記念日としているそうです。

 

ちなみに神武天皇は日本の神話に登場する人物で、

『古事記』や『日本書紀』で初代天皇とされています。

紀元前6世紀頃の人物なので今から2600年前ですね。

諸説ありますが、

天皇家は世界最古の王家だといわれています。

 

そのおかげ(?)で

受験生が天皇の名前に苦しめられている光景を見るのは、

塾の先生あるあるでしょう。

 

せっかくなので、

中学校の教科書に出てくる天皇をまとめてみたいと思います。

教科書(『新しい社会 歴史』東京書籍)の索引に載っている

中世までの天皇は12名います。(太字は教科書内でも太字で記述されています)

 

◇飛鳥時代

・推古天皇・・・聖徳太子とセットで出てくる女性の天皇

・天智天皇・・・元・中大兄皇子。初めて戸籍を作る(庚午年籍)

・天武天皇・・・天智天皇の弟。壬申の乱を経て天皇に即位。

・持統天皇・・・天武天皇の皇后。天武天皇の死後に即位。

◇奈良時代

・聖武天皇・・・仏教を保護。東大寺など寺をたくさん作らせる。

◇平安時代

・桓武天皇・・・都を平安京に移した

・後三条天皇・・・藤原氏の摂関政治を終わらせた

・白河天皇(上皇)・・・院政をはじめた。

・鳥羽天皇(上皇)・・・白河天皇の後の天皇

・崇徳天皇(上皇)・・・保元の乱で敗北

・後白河天皇(上皇)・・・保元の乱で勝利

◇鎌倉時代

・後鳥羽天皇(上皇)・・・承久の乱をおこして敗北

後醍醐天皇・・・足利尊氏らと鎌倉幕府を倒した。建武の新政。

 

たくさんいますが、まとめてみるとすっきり。

保護者の方はどれくらい覚えていたでしょうか。

近世以降の天皇は中学校の教科書にはほとんど出てきません。

上記の天皇は名前をみて時代を特定できて、事件や他の人物と一緒に覚えられば

公立高校入試レベルは問題ないでしょう。

 

 

さて、神奈川県は公立高校入試の最終倍率も発表され入試まで1週間をきりました。

入試までの残りの期間をどう過ごすかはとても大切です。

 

勉強面で言えば

新しい問題にはあまり手を付けず、

今までやってきた問題集や模試の復習をするのが良いでしょう。

また、暗記系の勉強は最後まで得点につながるので、

上記のような「天皇一覧」や「気候帯の特徴」「火山岩のまとめ」など

テーマごとにノートにまとめていくのも効果的です。

 

勉強以外でいえば、

夜遅くまで勉強している人は

朝型の勉強に切り替え、早寝早起きを心がけてください。

当日の起床時間に合わせて過ごすことが大切です。

そして体調管理は万全を期してください。

 

中3生はいよいよ佳境になってまいりました。

悔いの無いように残りの過ごしてほしいものです。

 

そして私も全力サポートで残りの期間を過ごしたいと思います。