新年あけましておめでとうございます。
フロンティア学院の柿澤です。今年もよろしくお願いいたします。

新年のごあいさつが遅くなってしまいましたが、
フロンティア学院では1月12日(月)より、3学期の通常授業が始まりました。
どの教室のどの生徒も、濃密な冬期講習を経て一回り逞しくなったように感じられます。
3学期は各学年の集大成。
学習内容も、その学年で習うものの中で一番高度なものが出てきます。
次学年に不安なく進むためにも非常に重要な時期なので、
生徒たちには体調に気を付けつつ、モチベーション高く勉強を頑張って欲しいと思います。

さて、3学期は各学年の集大成、と書きましたが、
この3年間の集大成として入試に向かうのが受験生たち。
中学受験、高校受験、大学受験、どれも目前に迫ってきています。
これまでどんなに順調に学習を進めてきた生徒でも、
いざ入試が近づけば不安になるもの。
最近では毎日のように、「先生、わたし受かるかな」といった相談をされます。
不安になるのは当然だし、迷いが生じても無理はない。
このブログを、何人の受験生が読んでくれるかわかりませんが、
弱気が芽生えても仕方ない直前期だからこそ、少し厳しめの激励をしてみます。

フロンティア学院では基本的には中高大、受験を見据えた勉強を教えています。
ですが、ご希望によっては公務員試験や英検などの勉強にも対応可能です。
今年度、高卒後の進路として警察官を志望している生徒が2人いて、
警察官採用試験の勉強を教えていました。
採用試験は、1次が高卒程度までの学力テスト、2次は体力テスト、論文、面接となっています。

1次試験では文系理系を問わず広範囲からの出題に加え、
数的推理など通常学校では教わらない考え方も要求されるため、
対策を講じておかないと得点力が不安定になってしまいます。
教えていた2人とも真面目に勉強を頑張ってくれて、無事に1次試験を突破することができました。

続いて2次試験。体力テストは人並みの身体能力があるかを確認するもので、
特に問題はありません。論文も事前に対策を練れるので、勝負は面接試験の出来かなと思っていたんですが…
結果は、1人が合格、1人が不合格というシビアなものになりました。

警察官採用試験では、不合格になった場合、
「自分の順位と得点、合格最低点」が郵送されてきます。
不合格となった生徒の自分の得点と、合格最低点との差は1点。
順位と合格者の数を照らし合わせても、
あと1点、あと1問正解できていれば合格という無情なもの。

本当の本当にあと1点。
たった1点の差が合否を分けるというのは、現実にはそこかしこで起こっていることなんでしょうが、
自分が教えた生徒の結果として目の当たりにしたことはあまり経験がありません。
本当の本当に。
あと1点で不合格になる受験生もいる。

その生徒は郵送されてきた結果を見せてくれてすぐ、
「次のテストで合格する」といって、今後も勉強を継続すると宣言しました。
一生懸命教えてくれたのにごめんなさいと、
何も悪くないのにあやまってもくれた。
こちらこそ、もっとできたことがあったんじゃないかと申し訳ない気持ちでいっぱいですが、
いまそんなことを言い合っていても仕方がない。
次も受ける、次こそ受かる、そう決意した生徒を今度こそ合格させられるように、
精一杯バックアップしていきます。

中学生の頃から知っている生徒なので、本人の性格はよくわかっています。
普段は明るく気も強いけど、
結果を見て、あと1点で、あと1人で、きっと泣いたんだと思います。
大泣きしたと思います。
思い切り泣いて、その悔しさを次の試験へのモチベーションに変えて、
またよろしくお願いします!と言ってくれたことが凄く嬉しい。
必ず合格させる。

長くなりましたが…
1円を笑うものは1円に泣く、というように、テストでも本当に1点の差で合否が分かれることがあります。
いまこのブログを、もし受験生が読んでくれているのなら、
試験までに残された時間、あと1点、自分の得点を増やせるようにまだまだ欲張って、集中していきましょう。
僕は普段、どちらかというと「勉強勉強!」と生徒に言い聞かせる方でもないんですが、
入試が迫った受験生には、この入試という経験を通してひとつでも成長してほしい、大きくなってほしい。
強くなってほしい。

少なくともフロンティア学院に通ってくれているすべての受験生は、
この経験を生かして強くなれる素敵な生徒だと信じているからこそ、
いまは厳しく言っておきます。
不安に怯えて迷ってる暇があるなら本を開いて、まだここから、
1点分の知識をもぎ取っちゃいましょう!