こんにちは。本厚木教室の清水です。
皆さん、アクティブラーニングという学習方法を聞いたことがあるでしょうか。
アクティブラーニングとは「生徒が先生の話を聞くだけの受動的な授業ではなく、グループワークやディベートなど、生徒が能動的に参加できる授業を行っていこうとする学習方法のこと」です。
これを行う狙いとして、「認知的、倫理的、社会的能力、教養、知識、経験を含めた汎用的能力の育成を図る」、つまり、ペーパーテストで高得点を取る勉強だけでは身に付かない、考える力や社会的な能力を身に付けていこうということです。
なぜ今、私がアクティブラーニングについて話題に出したかというと、「文科省が中学校へのスマホ持ち込みを認める方針を発表した」というニュースを目にしたからです。
義務教育にもスマホが入り込んでくるのは、ついに教育現場にwithスマホの時代が来たといえます。
以前から「ネット上のいじめ」「規則外の使用」「保管方法」などが問題視され、なかなか小中学校で認める方針が示されませんでした。
しかしここで、ついに国が規制の方向ではなく、上手に付き合っていきましょうという方向を示したわけです。
教育現場としては「スマホ教育」の重要性がますます高まってきました。
しかし、スマホ使用という生徒の倫理観に関わる能力は、おそらく大人の一方的な教育では身に付かないと思います。
子どもが主体的にスマホとのかかわり方を考えるためには、子どもたち自身が考える力を養っていかなければいけません。
そこではアクティブラーニングのような能動的な学びが必要になってくるわけです。
時代の変化とともに、教育のあり方も変化していかなければいけませんね。
塾はペーパーテストで高得点をとる方法を教えがちなので、アクティブラーニングについても模索していきたいと思います。
個別指導塾という形態は、割と向いているのかなあとも思っています。
それでは、最後までお読みいただき、ありがとうございました。