こんにちは。愛甲石田教室の高橋です。
2月1日に公立高校入試の倍率が発表され、当塾でも志願変更をすべきか迷う生徒が出てきました。
志願変更は倍率と本人の実力を検討して行うか決めていきますが、
今回、Aさんの相談内容について取り上げたいと思います。
Aさんは入試の得点力に対する自信がないため、志願変更を検討していました。
しかし、Aさんは会場受験の模試で緊張してなお、合格できる判定が出ていました。
そのため、私はAさんに現在の志望校と志願変更先の高校について、なぜ行きたいのかを尋ねました。
すると、当然ですが志望校の行きたい理由の方がはっきりしているのです。
それを聞いたうえで私は、模試の判定で調子を崩してなお合格できることを伝えたうえで、
志望校を下げて一時の安心を得るのか、それとも不安に打ち勝って志望校を目指すのか問いました。
本当に行きたい高校に挑戦することを諦めた上で受験に悔いが残らないかどうかも聞きました。
そして、本当に自分がしたいことは偽らずに逃げない方がいいこと、挑戦することは不安を伴うけれども、
真剣な挑戦は人生において大きな価値があることを伝え、話を終えました。
生徒にとって厳しいとは思いますが、今回のような言葉を生徒にかけることによって、
受験という挑戦と向き合い、生徒は強く成長していってくれるのではないかと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。