こんにちは。フロンティア学院伊勢原教室の清水です。

まだ新年度が始まったばかりで実感が薄いですが、今年度から開始された中学校の新学習指導要領では、英単語の量が増えて、かなりの負担になっています。

塾で行っている英単語テストも、量も合格基準も以前より高くなりました。

しかし、ここを怠ると、じわりじわりと年度の後半にかけて、ボディブローのように成績に効いてきてしまいます。

また、他教科でも新学習指導要領の影響は、今後きっと出てくるでしょう。

やらなければいけないことができる生徒さんとできない生徒さんでは、ここからはさらに差が出てしまうことが予想されます。

さて、ここで問題にしたいのは、やらなければいけないことができないのは、やる気の問題ではなく、仕組みの問題だということです。

 

英単語がいつまで経っても覚えられない子がいたときは、塾の授業前、もしくは授業後に20分でも英単語を覚える時間を作ると良いということです。

宿題をどうしても忘れてしまうという子は、授業のない日に塾に行く日をつくり、宿題をやる時間をつくることが良案です。

 

人間のモチベーションは、環境に依存してしまいます。

必ずこれをやるぞ! と決めて帰宅しても、ソファやベッドやテレビを前にして、帰宅したときの意気込みはどこへやら、いつの間にかソファに横になってテレビやスマホを見ていた……という経験は、誰しもあるはずです。

これは、やる気ではなく、やるべきことをやるための仕組みができていないことが問題です。

できないのであるならば、強制的にやれる状態を作り出すことが大事です。

塾生なら、塾にその環境を求めることができます。

生徒さんには授業外の時間でも、上手く塾を活用していただければと思います。

今日も数名の生徒さんに声かけして、塾で仕組みをつくれるよう話をしました。

塾が、家や学校に次ぐ、第3の居場所になってくれるとうれしいと思います。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。