皆様こんにちは、愛甲石田教室の高橋です。

伊勢原市の中学校では2学期中間テストを来週に控えています。

そういったわけで、愛甲石田教室ではテストに向けて学習の仕方により熱が入っています!

今回はその学習指導中にあった一幕を書いていきたいと思います。

結果重視の生徒

Aさん「先生、問題解き終わりましたー」

高橋「オッケー、じゃあ答え合わせしよっか」

~答え合わせ後~

高橋「ん?この辺とか途中式書いてないけど計算はどうやったの?」

Aさん「え、それは暗算でやりました」

高橋「え、文章題だけど、どういう風に考えたの?」

Aさん「えーっと、それは・・・」

高橋「Aさん。先生がなんでこんなに詳しく聞くかというと

途中過程が大切だからなんだよ。」

Aさん「あ、はい。それは聞いたことあります。」

高橋「うん。そうだよね、過程が大切だっていう話は聞いたことあるよね。

じゃあさ、なんで過程が大事かって話は聞いたことある?」

Aさん「それはないです。」

テストは類題

高橋「勉強をするときにさ、この問題の答えはいくつだって出たとして、

それだけわかってもテストで役に立たないんだよ。だってテストの問題は違うんだから。

たとえ今の問題の答えを暗記しても意味がないんだよ。

それじゃあ、どうすればいいかっていうと、どうすればいい?」

Aさん「過程を覚える?」

高橋「そう!どうやったらできるかっていう過程、考え方が大事になるっていうことなんだよ。」

Aさん「あー、そういうことだったんですね。」

高橋「というわけでこれからは途中過程も書いてください。」

Aさん「はい。」

 

私は学生の頃、過程の重要性を話す先生が多かった記憶があります。

しかし、なぜ過程が必要か。そこまで話す先生がいたか定かではありません。

生徒たちに聞くとテストに限らず、結果が大切であることを説く先生は

今も少なくないようです。確かに評価を決める場面では、結果が大切かもしれませんが、

学習という観点においては何故そう考えるのかという過程を学ばなければ、

生徒たちが得るものが減ってしまいます。

 

こういった話を生徒たちにすることで、

学習のやり方をはじめとして、人の考え方を取り入れることが重要であると

気づいてもらえるのではないかと思います。

 

最後までご覧いただきありがとうございました。

 

フロンティア学院 愛甲石田教室 高橋