フロンティア学院の城宝です。
本日は小学校英語について書きたいと思います。
小学生の英語の授業を行っている中で、
生徒に小学校でどんなことをしているかを聞くと、
小学校の授業では
会話や英語の聞き取りがメインになっていて、
書き取りや読み取りが少ないと感じておりました。
そこで調べて見つけたデータがこちら、
文部科学省HPより
令和4年度「英語教育実施状況調査」の結果について:文部科学省 (mext.go.jp)
こちらの学校対象の調査において
『言語活動の内訳』(英語の学習内容の内訳について)のデータを見たところ、
小学校では『話すこと』にかけている時間が全体の約66%、
『書くこと・聞くこと・読むこと』にかけている時間は全体3分の1程度で、
英語が話せるようになることを意識して授業が行われているんだな、ということが分かりました。
一方で中学校では『話すこと』にかけている時間の割合は49%
『書くこと・聞くこと・読むこと』にかけている時間は51%。
以前に比べると、『話すこと』に費やしている時間は多くなったのかなとは思いますが、
やはり定期テストがある分で『話すこと』以外の割合が多いようです。
ここで中学校1年生の現状がどうなっているのかというと、
やはり単語が書けない子が非常に多いです。
単語が書けないと定期テストでも点を取りづらくなります。
これは昔から変わらないのですが、
今は小学校英語である程度の学習内容が既習済みである、
ということが前提で、
中学校の学習カリキュラムが組まれているので、
学習内容自体も難しくなっているのです。
その結果、定期テストの平均点も昔と比べるとずいぶん低くなっています。
小学校までの勉強と中学校の勉強のギャップをなくすためにも、
小学校時点で英語の読み書きの練習をすることはとても大切なのです。
小学生のお子様がいる保護者の方は、
この夏休みで英語の読み書きの練習をしてみてください。
ご家庭での学習が難しければ、
ぜひフロンティア学院にご相談ください。
最後までご覧いただきありがとうございました。