こんにちは。伊勢原教室の清水です。
2020年度はコロナ休校からの幕開けでした。
日常だった学校での勉強がなくなり、家での生活が与儀なくされました。
夏休みを超える、過去最長の休校期間でした。
学校が再開されたら、夏休みにも通学をするという今までにない夏を送ることになりました。
夏期講習はなんとか行うことができましたが、生徒さんたちは、学校に通いながら夏期講習に参加するという例年にないスケジュールを送りました。
秋には修学旅行が中止になり、彩りのない受験への一本道が敷かれてしまいました。
受験生としての息抜きもなく、未知なるウイルスの閉塞感も感じつつ、それでも仲間と励まし合いながら、冬期講習を通して一段と彼らは成長していきました。
直前期は、ときには笑い、ときには涙しながら歯を食いしばって自分自身を追い込みました。
そこには自分の環境に不満を言う人は、いませんでした。
中3生は今日という日のために、春も夏も秋も冬も一生懸命勉強してきました。
伊勢原教室には入試を終えた生徒さんたちが、試験を終えたその足で教室に立ち寄ってくれました。
入試を終えた報告に来てくれた生徒さんたちの顔はとても晴れやかでした。
満足感と充実感で満ち溢れていました。
そして、全員が自分の納得のいく結果を出してくれました。
本年度は未知なる環境続きで、落ち込んだり戸惑ったりすることもありましたが、それでも前を向きながら、上手く環境に対応し、本番でベストパフォーマンスを発揮した彼らの将来は楽しみでなりません。
未知なる状況は成長するチャンス。
彼らはそれを体現しているように思えました。
さて、次年度からは中学校の学習指導要領が変わります。
そのスローガンは
「生きる力 学びの、その先へ」
です。
これからの社会はますます未知なる出来事に対応する力が求められます。
そして、そこには一生懸命学ぶ姿勢が必要です。
これからの子どもたちには、すべての出来事を成長の機会と捉え、学んだことを深めていき、彼らの未来を明るく彩っていってほしいと思います。
中3生のみなさま、お疲れさまでした。
まだ終わりではないので、最後までがんばってください!