こんにちは。伊勢原教室の清水です。
勉強をやる気にさせるものとしては、勉強のおもしろさに気づかせてあげること、成果が実感できるようにしてあげることがありますが、もう一点、非常に大切なことがあります。
それは、今現在行っている勉強が、どこへつながっているかの
「勉強の意味づけ」
をすることです。
例えば、先日面談をした中学2年生のAくんの将来の夢は、外国へ行って外国人と一緒に働きたい、ということでした。そこで、なんで外国なのか、日本にいる外国人と一緒に働くのではダメなのか、などを聞いていくと、彼からこんな発言が出ました。
「日本は暗いイメージがあるから、明るい場所で明るい人と触れ合って、明るい気持ちになりたい」
彼は無意識に変身願望があることが分かります。また、昨今の社会の閉塞感に少々うんざりしているのかもしれません。
ここが、学習への動機づけにもつながるのです。
大学進学も希望しているAくんには、こんなことを話しました。
「大学は留学制度が充実しているところが多いから、留学を目指してみるのも良いよ。留学に行くのにも英語の検定試験が必要だけど、今のうちからしっかり英語の勉強をしておけばバッチリだね。外国に行けば性格が変わるという話も聞くし、留学を経験して、Aくんが周りを明るい気分にする人になれるかもしれないね」
Aくんの今の勉強がどこにつながっているかを考えさせてあげることは、非常に重要なことです。今やっている勉強が自分の将来にどう影響してくるのか、勉強をやっておけばどうチャンスが広がっていくのか考える機会を与えてあげることも、塾の先生の一つの役割であると思います。
これからも勉強の価値を子供たちに気づかせてあげられるように、がんばっていきたいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。