こんにちは。伊勢原教室の清水です。

今週末、伊勢原市の中学生は2学期中間テストがあります。
中学生の皆さんは、学校が終われば自習に来塾し(教室が閉まるギリギリまで勉強し、なんと、5時間近く自習している生徒もいます!)、テストに向けて気合い十分です。特に、中3生は2学期の内申に影響する重要なテストですので、勉強への姿勢にも鬼気迫るものがあります。
彼ら、彼女らの努力が結果に結びつくよう、しっかり指導していきたいと思います。

今回は、そんな勉強をがんばる中3生の中でも、Kくんについて書きたいと思います。

Kくんはあまり勉強が好きではなく、得意でもなかったですが、コツコツと勉強を重ねて、志望校の格上げを考えるまでになりました(夏休み明けの模試でも、しっかりと偏差値を上げてきています)。

先日、そんなKくんの自主学習ノートを見せてもらう機会がありました。Kくんに写真撮影の許可を取ると、こころよく応じてくれたので、彼の努力を写真に撮らせてもらいました。

かなりの問題量を解いているのが分かります!!

Kくんは家庭学習をしていますが、ゲーマーでもあるので、常に勉強しているわけでもありません。
ただ、Kくんの話を聞いていると、2つの面で優れていると感じました。
(Kくんを見ていると、ゲームというのは一つの趣味であって、必ずしもハンデになるというわけではないことが分かります)

1つ目は、時間を管理する力です。
Kくんは、ゲームをやるにしても、時間を決めてやり、やめる時間が来たら、スパッとそこでやめるそうです。勉強する時間が取れなくなる原因として、ダラダラと息抜きを続けてしまうということがあります。ここを切り上げる力が、Kくんは優れているのです。

2つ目は、決めた時間の中で集中する力です。
Kくんより勉強時間を取っている生徒さんはいると思いますが、Kくんが高いパフォーマンスを発揮できるのは、決めた時間の中で、集中する力が優れているからです。決められた勉強時間のうちは、周りを気にしたり、多少の息抜きをしたりという様子がKくんには見られません。それは授業時も自習時も変わりません(逆にこちらが話しかけるのをためらってしまうときがあります)。

得点力を上げることも大事ですが、学習を作り出そうという姿勢も同じぐらい大事です。学習には、一辺倒ではないいろんな力を鍛えることができるので、生徒の皆さんには学習を通して、将来に活きる学力を身につけてほしいと思います。

お読みいただき、ありがとうございました。