フロンティア学院の城宝です。
2019年3月まで愛甲石田教室の室長として務めてまいりましたが、
新年度より厚木林教室の室長となりました。心機一転。
近隣の皆様、どうぞよろしくお願いいたします。
心機一転といえば、
2019年4月9日に政府から2024年に一万円札・五千円札・千円札の全面的に維新すると発表されました。
新紙幣の肖像には渋沢栄一・津田梅子・北里柴三郎が選ばれました。
3人とも江戸時代から明治・大正を駆け抜け昭和まで生きた偉人たちです。
この3人がどういう人物か簡単に見ていきましょう。
まずは北里柴三郎
『日本の細菌学の父』として知られる人物で、ペスト菌を発見し、また破傷風の治療法を開発するなど感染症医学の発展に貢献しました。
北里大学の母体となる私立北里大学研究所を設立し、また慶応大学の医学部も北里柴三郎が創立したそうです。
続いて津田梅子
日本の女子教育の先駆者で、女子英学塾(現津田塾大学)を創立した人物です。
6歳ときに岩倉遣欧使節団に随伴しアメリカに留学しています。
女子英学塾は従来の女子教育であった礼儀作法の教育とは違い、自由で進歩的な独自の教育方針だったようです。先駆者といわれる所以ですね。
最後に渋沢栄一
『日本資本主義の父』といわれる人物で、国立銀行条例の制定に携わり、第一国立銀行・東京ガス・王子製紙・東京急行電鉄・キリンビール・帝国ホテルなどの500以上の企業設立にも関わっているそうです。
また日本の教育にも力をいれ、商法講習所(現一橋大学)の設立に協力しただけでなく、東京経済大学や国士舘大学など設立・経営に携わっています。
いかがでしょうか、ご覧いただいた通り、なんと3人とも大学の設立に大きく関与しているんですね。
津田梅子・北里柴三郎は大学名としてあるので有名ですが、渋沢栄一まで大学の設立に関与していたと知っている人は多くはないのでしょうか。
過去の偉人たちは、時代の節目である明治維新のなかで、自らが道を切り開くためには『学ぶ』ということがとても重要であること感じ、また、その後の未来を切り開くためにも、『教育』に目を向けたのではないかな。
と勝手に想像してみました。
いずれにせよ、こういうニュースをきっかけにいろんなこと知り、考えることは楽しいですね。
さて、4月になり新しい生活がスタートました。
学生のみなさんは進学・進級、新しいクラスメートに新しい制服。
不安はあると思いますが、可能性は無限大。
良い1年にするために、日々コツコツと努力していきましょう。
日々の積み重ねが来年の自分を作り、将来の道を切り開いてくれるはずです。
将来、紙幣の肖像に選ばれるような人物になれるかも。
皆さんが楽しく充実した生活を送れますように。
最後まで読んでくださりありがとうございました。