こんにちは。伊勢原教室の清水です。
今日、新しく中学2年生になる女子生徒に、理科の「原子・分子」の単元を教えていたときのことです。化学式にいっぱいいっぱいになったその女子生徒は、テキストに並んだアルファベットの文字を前にして、
「2年生やばいかもしれない」
とこぼしました。
「やばいと気づけたら、やばくないよ」
私はすかさず反応して、そう言いました。
「新学期も始まっていない今の時点でやばいと思えたなら、それに向けて準備をしていけば良いんだよ。準備期間はたっぷりあるしね」
その新しく2年生になる女の子は「学校でこの単元を習うときには、もう分かっている状態になってた方がいいね」と春期講習の意義を見事に言葉にしてくれました。
人間において、不安は行動の原動力になっています。
そして大切なのは、行動をしないとやばさに気づけないということです。
生徒の皆さんが春期講習を受けたことで、これから来たる新学年での勉強を不安に思い、少しでも今後の学習の動機としてくれているならば良いなと思いました。
やばいと思って勉強したら、必ず学力は上がります。
やばいと思って準備すれば、結構良い結果を迎えます。
本当のやばさとは、つねに準備不足と勉強量不足からやってくるのです。
今日で春期講習も折り返しです。
しっかり勉強してきた生徒の皆さんには、残りの講習も通じて、新学期に向けての準備を抜かりなくやってほしいと思います!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。