こんにちは。伊勢原教室の清水です。
7月に入り、1週間が経とうとしています。そして、2021年も折り返し地点を迎えました。時が過ぎるのは早いものと、毎年言っていますが、コロナという時間間隔を麻痺させるものが介入してくると、このタイミングでの1年の折り返しが早いのか、よく分からなくなってきます。
基本的に時間は早く流れますが、活動が制限されると時間間隔が鈍くなるので、このようなことになるのでしょう。
(友達と遊んでいる時間は早く感じるけど、授業で机にじっとしている時間は遅く感じるのは、そういうことでしょう笑)
さて、ここで言いたいのは、時間の流れが早く感じるほど夢中になれることが、形式化していないか? ということです。
去年の新年度初めは、3か月近くにも渡って小中高校生は家庭自粛期間を過ごすことになりました。
当塾ではオンライン授業を行っていたのですが、そのときに生徒さんからよく聞いたのは「動画やゲームやスマホにも飽きたし、家にいるのも飽きた」ということです。その度に、散歩を勧めたり、課題図書を与えたり、時事に興味を持つよう促したりしました。
そして、1年経ち、活動が少し許されると、また元のように動画やゲーム、スマホに戻っていきました。
それらの繰り返しは、満たされるものではないと感じていたにも関わらずです。
では、なぜ満たされないのか?……
新しい体験が入ってこないからですね。
要するに、スマホの刺激によって鈍らされていますが、同じようなことの繰り返しをやっているわけです。
そして、新しい体験を入れていかないと、マンネリを生み、学びが深くなっていきません。
(その体験は、他者が介在しているものだとなお良いです)
たとえば、2泊3日の修学旅行へ行った生徒と、自宅待機で3日間過ごした生徒では、経験値と学びの深さは変わってきてしまいます。
(今年は修学旅行も行われるようで良かったです!!)
伊勢原市の中学校の夏休みは42日間あります。
そのときは、中学1年生も2年生も3年生も、全生徒に42日間のときが流れるわけです。そして、9月に入ったら、同じタイミングで新学期を迎えます。
活動領域が制限されている今、この42日間の過ごし方というのは、非常に重要になります。
この長期間の学習機会を、どう過ごすかで、2学期以降の結果は変わってきます。
みなさんにとって、充実し、効果的な夏が過ごせるよう、こちらも夏に向けての準備、提案をしていきたいと思います。
それでは、夏期もよろしくお願いします。