こんにちは。伊勢原教室の清水です。
フロンティア学院では今週から春期講習が始まりました。
新学年に向けての準備を行う春期講習は、実は一年で一番大事な講習になります。
春期講習でどれだけ新学年の予習と前学年の苦手克服をしておけるかで、新年度のスタートダッシュは大きく変わります。
良いスタートダッシュを切ることによって、新年度で先頭集団を走っていくことができます。
勉強には、番狂わせがあまり起きません。
なぜなら、学力は積み上げた量の勝負であり、また、その積み上げたものが一瞬でなくなるということもなかなか起こり得ないからです。
積み上げたら、積み上げただけの見返りを受け取りやすいのが、勉強の良いところです。
前を走っている人は、怠けない限り、前を走り続けることができます。
逆に、ここで学習しなかった人は、学習した人と、差をつけられてしまうことになります。
勉強の勝負の中では、先頭集団を走っていくことが大切なので、この春期講習でどれだけ学習できるかが新年度のスタートを左右する重要なポイントとなります。
では、春期講習でやるべきことを確認しておきます。
まずは、「前学年の復習、定着」です。
ここが抜けていると、次学年で学ぶ内容に弊害が出てきてしまいます。
英語においては、前学年で学んだ内容は理解できている前提で新しい内容を学んでいきますし、数学においては方程式、比例の式、面積公式などは3年間ずっと使い続けます。
ですので、前学年で穴が空いているところは、新年度が始まる前に埋めていかないといけません。
次に、「次学年の予習」です。
予習によって、事前に内容を理解しておくとことが、春期講習の期間においてなにより大切になります。
あらかじめ予習をしておくと、学校の授業を受けたときに、先生の話をより理解することが可能ですし、授業中の発言や積極性が変わってきます。
また、いまいち理解できていなかったことも、学校の授業でもう一度説明を聞けるので、単元の理解度を上げることができます。
学校の授業でもう一度やっても分からなかったならば、また塾で徹底的に理解できるようにやれば良いです。
塾で予習し、学校で復習し、また塾で定着させる。このサイクルをつくることができれば、成績を上げやすくなります。
春期講習を良きものにするために、しっかりとした講習を行っていきたいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。