皆さんこんにちは。フロンティア学院本厚木教室の横山です。
GW期間は皆さまいかがお過ごしになられたでしょうか?
私は、昨年に引き続き、今年も巣ごもり&読書。そして、教えるためではなく、楽しむための趣味の数学。
とまぁまぁ陰キャな生活になってしまいました。
GW明けの今回は、生徒皆が気になるあのテーマ。「暗記」について話をしようと思います。
ずばり「暗記」のコツは「思い出すこと」です。
これまで何百人という生徒としてきたやり取りです。
私「好きな教科の授業って、授業終わった後もその内容についてかんがえたりしない?」
生徒「うん。よくある」
私「じゃあ、嫌いな○○(教科)は授業終わったら、もう考えたくないから思い出さないでしょ」
生徒「うん。そう」
私「だから好きな教科のことはよく覚えてられるし、嫌いな教科のことは覚えられないんだよ。思い出す回数がちがうんだ」
生徒「なるほど!!」
この会話になるときは大抵生徒からの苦手教科についての相談のときです。生徒はその教科を何とかしたいと思っている。
だから、この後にこう続けます。
私「先ずは意識的に嫌いな○○のこと考えるようにしてごらん。そうだな、寝る前にその日の授業でやったこと一つだけでいいから思い出してみよう。好きな教科はほっといても思い出すから、意識的に○○(教科)についてね」
生徒「わかった。やったみる」
そんなことで?と思うかもしれませんが、「好き」⇒「得意」になる理由がまさにこれだからです。
好きな物のことはしょっちゅう思い出しますし、そのことばかり考えている。嫌いなもののことはほっといたら、ずっと思い出さない。終いにはキーワードを出されても、考えるきっかけになるどころか、無意識に拒絶して思考を停止させてしまう。
嫌いなものを好きにするのは非常に大変です。ならば、好きな物に対して行っている行動を好きではないものにも当てはまるようにしたら良いのではないでしょうか。
その為には行動の敷居を下げて、これならやれるかもというところから始める必要があると思います。
もしよろしければ、皆様も苦手な物について、寝るちょっとだけ(一つだけ)調べるもしくは考える のを試してみてください。
びっくりするほどそのこと覚えていられるようになります。
最後までお読みいただき誠にありがとうございました。
フロンティア学院 本厚木教室 横山直大