こんにちは本厚木教室の横山です。

「若い時の苦労は買ってもせよ」と言います。困難にぶち当たって、それを乗り越えた経験というものは、年齢が進むにつれて経験しがたくなる。だから若いうちに進んで困難に挑戦しようという意味です。

受験というものはまさにそのチャンスではないでしょうか。それはただ単に難しい学校を受けようというのではありません。その人にとっての難しさはその人ごとに違います。学校の偏差値のような数値のことではなく、自分自身の中の不安感との闘いこそが「苦労」なのではないかと思います。受験生は皆 受かるかどうか不安な状況で過ごしています。そういった不安感の中でも前向きにやるべきことをやっていく。
そうしていると ある生徒は自信を手に入れ、ある生徒は満足感を手に入れ、また他の生徒はいい意味で開き直れたりもします。不安感が行動につながり、その行動と経験が人生の糧になっていくのだと思います。

ただ、すべての生徒がこういった理想的な受験を過ごせるわけではないと思います。うまくいかずに、投げだしそうになったり、あきらめそうになったり・・・。そんな時こそ我々塾の先生の出番だと思っています。
あきらめそうになっている子は、マイナス思考に陥っていることが多いですから、一緒に寄り添って、できなかったことではなく、できたことに目を向けさせたり、考え方をリフレーミングしたり、場合によっては、今の苦しさこそが良い経験になると伝えたり。あの手この手で勇気づけることを伝えます。

大学入学共通テストが終了し、埼玉、千葉、茨城の中学受験が封切され、本格的な
受験シーズンに突入した今だからこそ、私たちは、生徒一人ひとりの様子をこれまで以上にしっかり観察して、すべての生徒が受験という成長のチャンスを良い経験になるようにお手伝いしていきたいと思います。

最後までお読みいただき誠にありがとうございました。

フロンティア学院 本厚木教室 横山直大